長津田駅北口再開発に伴い8月末で閉鎖となった『ふれあいサロン長津田』(大庭雅敦代表)で先月30日、「ミニ歌声サロン」が開催され、利用者や地域住民ら40人が参加した。
昨年5月の開設から1年4カ月の集大成は「みんなで歌って盛り上げたい」との思いから運営メンバーで音楽イベントを企画。区内を中心に活動する音楽療法士の廣瀬めぐみさんを招き「あの素晴らしい愛をもう一度」や「翼をください」などの曲が演奏され、会場は歌声で溢れていた。
サロンの延べ利用者数は1700人を数え、多世代が交流できる場として愛されてきた。閉鎖が決定した後には「今後も続けて欲しい」という利用者らから強い要望があり、今月から長津田地域ケアプラザへ移転をすることになった。
近隣に住む広江昭さんは「今では、ここに来ることが生活の一部になっており、仲間もたくさんできましたので続けてくれるのは嬉しいです」と話した。
代表の大庭さんは「みなさんからの温かい声を頂き、活動の火を消してはならないという気持ちになりました。今後も地域に根ざした活動を続けていきたい」と話した。
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