鴨居原市民の森で10日、同市民の森愛護会(阿部昭雄会長)による「クリーンアップ作戦」が実施され、活動に協力する鴨居連合自治会傘下の各種団体のほか、鴨居、東鴨居中学校の生徒ら約100人が参加した。
当日参加者は、2haの広さを有する森の中にグループごとに分かれて作業。タイヤやプラスチックゴミなどのほか、冷蔵庫や机といった大きなものも見つけ、手分けをしてゴミを拾い運び出していた。
清掃活動に参加した東鴨居中の生徒は「思っていたよりもゴミが多くてビックリした」「森がきれいになるとやっぱり気持ちがいいし、地域のために役に立てれば嬉しい」と話し、汗を流しながら作業していた。
鴨居原市民の森は以前、ゴミが投棄され荒廃していた。荒れている森を再生させようと、2004年に地域住民らが活動を開始し、清掃活動は今年で9年目を迎えている。
同市民の森愛護会阿部会長は「粗大ゴミなどの大きなものは随分と減ってはいるが、人目に付かない森の中の斜面などにはまだゴミが残っている。今後も周辺住民が気軽に足を運びたくなるようなきれいな森を維持していきたい」と話した。
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