次世代まで大切につないでいきたい場所 開発者にインタビュー
「豊かな自然と利便性を併せ持つ環境。長津田みなみ台の魅力は何といってもこれだと思います」。
同エリアの大規模複合開発に携わったオリックス不動産株式会社の堀智志さん(東京住宅開発事業部第二チーム長)は話す。同社では「住宅購入後も安心して暮らし続けられる街づくり」をテーマにマンション、戸建て、有料老人ホーム、保育園が一体となった大規模複合タウン「サンクタスシティ長津田みなみ台」の開発に着手。今秋、街開きを行った。
将来、家族の形態や状況が変わっても、安心して住み続けられる街。その候補地を探す中で、特に魅力に感じたのが隣接する「玄海田公園」の存在と「長津田というエリアの将来性」だったという。
堀さんは玄海田公園について「幼少期から大人まで遊べる環境が整う公園」と分析する。「この公園は、幼少期は芝生で遊び、小学生にあがるころには野球場や各コートを利用できる。子どもだけでなく、大人の目を楽しませる四季折々の樹木も魅力的と感じました」
「また長津田駅は3線が乗り入れ、東京にも横浜にもアクセスがよい場所。新横浜までも近く、新幹線も利用しやすい。これは働き盛りの世代にとって魅力的。ご旅行が趣味のシニア世代にも良いと思いました」
このような条件は、まさに同社が目指す「多世代タウン」にふさわしい場所だと感じたという。
「人生のどの瞬間にあっても、温かく包み込んでくれる街」―。長津田みなみ台にはそんな不思議な魅力がある。街のブランド名サンクタスはラテン語で「聖なる」という意味。住まいは人々が安らげる空間=聖域であってほしいという想いが込められているという。
また、堀さんら開発チームは現在、船出したばかりの同タウンに自治会をつくるべく奔走している。「ハードだけではない街づくりがしたい。人と人の結び付きもまた、街をつくる大切な要素と考えます」
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