児童らが「非常時」体験 中山小で夏休みキャンプ
中山小学校で先月、10回目となる夏休みキャンプが実施された。同キャンプは中山町子ども会(酒井利夫会長)が万が一の災害に備え、児童らに避難生活を体験させることを目的に開催している夏の恒例行事。今回は児童ら約200人が参加した。
児童たちは消火器訓練や避難集合訓練のほか、飯ごうを使った米焚き、カレーづくり、テント張りなどに挑んだ。また、緑消防署による防災指導や緑警察署の交通安全教室が実施された。
参加した同小6年の松谷空君は「カレーをつくるために初めて包丁を使って野菜を切った。人参がこんなに硬いとは思わなかった」と感想を漏らしていた。
同自治会の古内敏子さんは「2日間の取り組みで子どもたちが成長していくのが分かる。今後も、新しい取り組みを増やしつつ実施していきたい」と話していた。
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