区内商店店主が講師を務める「緑区商店街大学」が14日、長津田消防出張所安全安心ステーションで開かれた。
商店主がそれぞれの分野の専門家としての知識やこだわりを発信することで、消費者に個人商店への興味をもってもらうことを目的に年2回開かれている同大学。緑区が企画し、区内の若手経営者で構成されている「みどり区若手経営塾」が協力している。
今回は、長津田の日本料理店二代目の三宅光信氏が、和食文化の歴史や現代の食の在り方についての講義を行った。集まった受講者らは三宅氏の話をメモに取るなど、三宅氏が語る「食の話」に熱心に耳を傾けていた。
三宅氏は「受講者からの質問も多く、私自身講義を通して学ぶことが多かった。私の話が少しでも皆様の食生活の参考になれば」と講義を振り返っていた。
同大学のアドバイザーを務める横浜商科大学商学部の佐々徹教授は「大学は今年で7年目に入ったが、徐々に受講希望者が増えている。大手にない個人商店の魅力を感じてもらい、商店街に足を運んでもらうという当初の目的にもつながっているようだ。今後も継続していきたい」と話している。
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