「地域で学び、仲間をつくる」を掲げ講義やフィールドワークを行ってきた『みどりひと・まちスクール』が10月31日、最終講を迎え、修了式などが行われた。
同スクールは、地域活動の担い手を育成し、地域とのつながりを築くきっかけを提供しようと、緑区役所、緑区市民活動支援センター「みどりーむ」が主催。
緑区在住で法政大学法学部教授の名和田是彦さんが学長を務め、都市デザイナーとして多くのまちづくりプロジェクトを手掛けてきた山路清貴さんがコーディネーターとしてアドバイスなどを行ってきた。
座学にとどまらず、外に出て「まちづくりの先進的な取り組み」を体感するなど、受講者らは地域活動を実践的に学んできたという。
修了式では28人の受講者一人ひとりが講座を受ける中で考えたまちづくりの「夢プラン」を発表。まちの緑化率をあげる取り組みのアイデアや、地域の外国人支援策、話し合いの場の創出など様々な提案が飛び出した。
プランは「実現性」「具体性」「プレゼンテーション」など様々な視点で投票が行われ、『夢プランde賞』が選出された。
挨拶に立った名和田学長は「すぐにでも実現できそうなプランもあり素晴らしかった。協力者を募り、ぜひ実現していただきたい」と話した。
また、山路コーディネーターは「地域活動は楽しいことばかりでなく、時に大変な事もたくさんある。そこを乗り越えた時、はじめて分かる事も多いので、ぜひ根気よく取り組んでもらいたい」と激励した。
各賞の受賞者は以下の通り。
「夢プラン」▽応援したくなるde賞=大久保絹枝さん『笑顔でお昼ご飯・作って食べよう!』
「チャレンジ提案」▽ふさわしいde賞=今井由起子さん『カフェ・ライヴ・フェスタinナガツタ』・古村泉さん『みなみ台多世代交流バザール』
「プレゼンテーション」▽よかったde賞=森智明さん『緑区遺産ネットワーク』
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