緑区歯科医師会(岡田春夫会長)による「無料口腔がん検診」が先月29日、緑区役所本庁舎で行われた。
同歯科医師会では、舌や歯肉、頬の粘膜などに発症した悪性腫瘍の早期発見の重要性を呼び掛けるため、無料口腔がん検診を定期的に実施している。
当日は事前に行われた抽選で当選した約30人が参加し、同歯科医師会の会員らによる検診を受けた。医師らは、一人ひとりの口腔内をくまなくチェックし、異常がないかを確かめた。
市の広報で検診のことを知り応募したという区内在住の松井三二さんは「今まで虫歯もなかったが、下唇が気になったので来てみた。何も異常がないと分かり、良かった」と感想を述べた。
岡田会長は「口腔内のがんは胃がんなどと比べると発生頻度は少ないが、増加傾向にあるので注意が必要。区民の健康を守るためにも、歯科医師会としてこれからもこうした検診に取り組んでいきたいと考えている」と話した。
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