武蔵中山台地区で3月26日から新しいバス路線の実証運行が始まり、開通初日にはテープカットのイベントが行われた。
同地区は以前から交通の不便さや坂道の多さからバス路線の開通を求める声が多く上がっており、要望を受けた武蔵中山台自治会(栂野宏会長)が緑区区政推進課に相談。市の地域交通サポート事業メンバーを仲介しながら神奈中バスと協議を進めていた。
今回の実証運行では1日の乗車人数や運行ルートの問題点を調査し、それを踏まえて7月から本格稼働ができるかを検討する。
イベント当日は近隣住民が見守る中、栂野会長や道路局担当者、岩澤武夫三保地区連合自治会長らがテープカットや運転手への花束贈呈を行った。
栂野会長は「事業を通して周辺住民の団結力を感じた。本格運送に向けてどんどんバスを利用してほしい」と意気込みを語った。
また、中山駅南口では同日からバスの退出路が変更されており、それに合わせ区役所や緑警察署の関係者らが路線となる道路上に駐停車しないよう呼びかけるチラシ配布を実施。3月30日までの7日間で信号待ちや駐停車している運転手に500枚以上のチラシを配布した。
緑警察署の佐藤等交通課長は「人待ち駐車、荷待ち駐車の減少につながってほしい」と話した。
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