森の台出身のプロボクサー望月直樹さん(22・横浜光ボクシングジム)が先ごろ、アジア・オセアニア地域で活動するボクサーを順位づけする「OPBF東洋太平洋ランキング」のフライ級で8位となった。同地域を統括するボクシング団体「東洋太平洋ボクシング連盟」が発表したもので、3月に行われた同ランキング13位の選手(当時)から勝利を収めたことなどが評価された。「上位にランキングされて驚いている。王座挑戦がいつでもできるように準備を重ねていく」と望月さんは笑顔を見せる。
指導する同ジムの石井一太郎会長によると、望月さんが更に勝ち続けるためには体幹部分など、身体の軸の強化が欠かせないという。「防御方法など、望月のボクシングセンスは抜群。基礎体力を高め、その能力をより生かせるようにしていきたい」と話している。
年内にあと2、3戦行い、それらの試合を全勝し、来年の王座挑戦につなげる――。師弟は今後の青写真をこう描いている。「東洋だけでなく、日本タイトルも視野に準備していくつもり」と石井会長。
望月さんと同じフライ級の元世界チャンピオン坂田健史(たけふみ)さんは「パンチが切れるし、足の使い方も滑らか。良い選手。今後が楽しみ」と望月さんを評している。
次戦は、6月4日(土)に文京区・後楽園ホールで行われる太田輝選手(五代ジム)との一戦。「今回は相手の方が格下となるが、全力で立ち向かっていきたい」と望月さんは意気込んでいる。
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