―クラブ創設25周年の年に社長に就任。率直な気持ちをお伺いできれば。
Jリーグの歴史の中で、J1で戦い続けているのは、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズだけ。携わってこられた方々へのリスペクトを感じます。
実は25年前のJリーグ創立時の開幕戦に、ヴェルディ対マリノス戦を観戦しています。友達にチケットが当たって、4人で見に行きました。高校生だったので、その時はまさか自分が後に社長になるとは想像できませんでしたが。
―前職は、日産自動車(株)日本マーケティング本部EV事業部長。マリノス社長就任への経緯は?
14年に中国赴任から帰国。その後人事とのキャリアパス相談時に「マリノスに行きたい」と何年も言い続けてきました。マリノスのファンだったし、スポーツマーケティングに興味もあった。
社長就任が決まって、社内のマリノスファンの社員からたくさん応援メールがきて、期待を実感しました。常に優勝争いを求められているチームであることは意識しています。
―今後の目標は?
チームとしては、ACL出場権獲得とカップ戦の優勝。クラブ運営としては、やはり日産スタジアムへの集客です。今は、集客に関しては、浦和レッズが頭一つ抜けている。 この課題の解決策としては、ファミリー層の週末レジャーへの定着が欠かせないと考えています。現状で、観客で一番多いのは、40代男性と小学生男子。おそらく親子での来場ですが「ではママと娘さんは?」。
そこで今年は「ママだって楽しい」をテーマに家族みんなで楽しめるサッカー観戦を打ち出しています。託児室やキッズパーク、グルメなども充実しています。
6月4日(日)の川崎フロンターレ戦は、昨年も好評だったレプリカユニフォーム付チケットとなっています。この機会に一度スタジアムに足を運んでほしいですね。
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