緑区視覚障害者福祉協会(石井蓉子会長)が10月13日、ハーモニーみどり2階の多目的室で「気軽なおしゃべり会『障害者と情報』」を開催した。
これは視覚障害者やその家族、ボランティアなどを対象に、交流の場の創出と情報共有を目的に行われてきたもので、今回で5回目。
当日は区内に住む視覚障害のある人のほか、そのガイドを務める人、息子が盲学校に通う人などを中心に17人が集まった。
今回のおしゃべりの話題には「選挙」も登場した。点字投票や代理投票など、視覚障害者ならではの悩みなどが語られた。参加者の一人は、点字投票をする際、点字盤を用意してもらったが、表面と裏面の違いや、点字の場合は右から書くことなどの説明に時間がかかってしまったと告白。その後も「目が見えないから白紙で出した」などの言葉が飛び交い、参加者らは身近に起こった体験談などを共有した。
石井会長は「5回目を迎えられたのは皆さんのおかげ。ありがとうございます」と述べた。
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