親子で絵本やわらべ歌に親しんでもらおうと、「赤ちゃんと楽しむおはなし会」が緑図書館で17日、開催された。
同図書館のある十日市場地域は子育て世代が多いという。そのため、図書館開館当初より親子で楽しんでもらえる企画を行っているという。
渡辺政一館長は「子どもの頃から読み聞かせをすることで、本を好きになってほしい。申し込み不要で毎月定期的に開催しているので、気軽に子どもを連れて参加をしてほしい」と呼びかけている。
当日は0歳から1歳の乳幼児を連れた親子が参加。「このこどこのこ」など、5曲のわらべ歌を合唱。その後、「じゅうじゅうじゅう」などの絵本の読み聞かせも行われた。乳幼児を連れて参加した女性は、「自分では選ばない本やわらべ歌を紹介してくれるのがうれしい。同じ年齢の子どもが参加するので、子ども同士も交流でき、楽しそうだった」と話した。
同会は、図書館スタッフや一般の読み聞かせを行うボランティアによって運営されている。ボランティアとして絵本の読み聞かせを行った井上左知子さんは「10年以上読み聞かせをさせてもらっている。子ども達から力をもらっており、とても楽しい」と笑顔だった。また、図書館スタッフの矢野ひかるさんは「親子で安心して本に楽しんでもらえるような場作りを行っている。気軽に図書館に足を運んで」と話した。
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