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日産スタジアム ラグビーW杯へ工事着々 整備予定額は全体で83億

スポーツ

掲載号:2018年3月8日号

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照明施設を整備するための大型クレーン
照明施設を整備するための大型クレーン

 日産スタジアムでは昨年11月から、2019年9月に開幕するラグビーワールドカップに向けた大規模改修工事が行われている。

 整備項目の中で大きなものは「照明設備の更新」。580棟ある競技用照明をLED照明に更新し照度を向上するもので、契約(予定)額は26億7千万円を見込んでいる。

 また、「フィールド床の補強」(1億8千万円)のほか、ラグビー競技にも適した芝の整備(1億3千万円)では、約50日の期間で決勝戦を含む7試合が行われるという状況に耐え得るハイブリッド芝を開発・育成する。

 天然芝と人工芝を組み合わせることで耐久性を高めるもので、横浜市の担当者は「ハイブリッド芝は海外では普及が進んでいるが、国内のスタジアムでは、ノエビアスタジアム神戸でしか導入の前例がない」と話している。

安全機能確保に53億

 そのほかには、「安全・機能確保のための保全等」に計53億9千万を予定している。

 内訳は「エレベーターの高速化・バリアフリー化」(2億8千万円)、「法改正による特定天井の改修」(6億8千万円)に加えて4階コンコースメインやバック部分のトイレ室を改良し男女共用多機能トイレを増設させる(5億6千万円)。さらに、現存する和便器の洋便器化(5億8千万円)も予定している。

 約7万2000人を収容するスタンドでは、観客席1層目のVIP席や記者席、一般観客席(メイン・バック)1万9000席を改修(5億3千万円)するとしている。

 そのほか、「競技用以外の照明設備更新」(6億6千万円)や「電気設備の更新」(4億9千万円)を予定。

 なお、これらの工事は順調に進んでおり、終了は18年度末を予定している。

 市担当者は「今回の改修工事はラグビーのW杯に向けたものだが、スタジアムは今月で開場20年。今後も老朽化した箇所は随時更新し、安全に利用できる環境を整えていく」とした。

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