横浜市中央卸売市場で働く青果や水産のプロが生鮮食料品の正しい知識などを伝える『いちば食育出前授業』が3日、横浜市立いぶき野小学校(柳下睦子校長)の5年生を対象に行われた。同取組みは、食への興味関心を育むことを目的に2012年度から市が行っているもの。
授業では、セリ人バッジが付いた帽子をかぶった清水厚雄さん(横浜丸中青果)が講師を務めた。当日の朝に市場に並んでいた大根や人参、トマトなど10数種の野菜を持ち込み、野菜の種類や栄養成分などを紹介していった。花の写真から野菜を当てるクイズのほか、好きな野菜を手に取り、その野菜の好きな食べ方を発表する場面では「キュウリに塩を付けて食べるのが好き」という児童も。また、トマトのお尻のほうからヘタに向って放射線状に現れる”スターマーク”がしっかり見えるものは美味しい可能性が高いなどの豆知識も披露。児童は興味深そうに見ていた=写真。
授業を受けた中野梢さんは「トマトはヘタが丸まっているのが美味しいと思っていた。今度家族でスーパーに行ったら、探してみたい」と話した。
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