霧が丘地域ケアプラザでは、地域住民らが老い支度を考えるノート作りを実施している。
地域住民らのほか、緑区社会福祉協議会や緑区役所の職員も加わり、毎月1回話し合いを実施している。
そんな集まりの名前は、「MSO研究部」だ。「MSO」は「みんな、最後は、おひとりさま」の略語。重たいイメージの老い支度ではなく、楽しく考えたいとポップな名前にしたという。同研究部は、昨年、終活を考える「エンディングノート」を作成した。また、同ノートの書き方講座も実施し、多くの地域住民から好評を博している。
現在、新たに作成しているのは、「ファイナンシャルノート」。老後の資金のことを分かりやすくまとめるノートのことだ。約25ページのノートには、家計の収支などを書き込める表など盛りだくさんだ。また、保険の見直しなどの豆知識も入れる工夫をしている。
メンバーの井上新治さんは「充実したノートになりつつある。シニアにも『分かりやすい』と言ってもらえたらうれしい」と話した。
同ノート完成後、書き方を紹介する講座も4月以降に企画される予定だという。
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