中山駅構内で13日、詐欺撲滅キャンペーンが実施された。
2018年の横浜市内における振り込め詐欺被害件数と被害額がどちらも過去最悪となったことを受けて、緑警察署や横浜市、緑区役所などが合同で主催したもの。
同キャンペーンには、緑防犯協会や緑防犯指導員会なども含め約20人が参加。当日は、啓発チラシなどを通行人に配布しながら、注意を呼びかけいた。
緑区内でも5月末までに30件、約2700万円の振り込め詐欺被害が発生している。
同署では、呼び出し音が鳴る前に「通話内容を録音します」という旨のメッセージが流れ、自動録音もされる「迷惑電話防止機能付電話機」への変更を呼びかけている。自宅に設置することで被害を防止する効果が高まるという。
同電話機は、家電量販店などで約5000円から15000円程度の予算で販売しており、現在使用している固定電話機に取り付けるタイプもあるそうだ。
また、同署生活安全課の担当者は、「警察官や銀行職員、量販店の従業員を装い、『あなたのカードが偽装されている』『新しいキャッシュカードに変更してください』『古いキャッシュカードを預かりに伺います』などの話はすべて詐欺だと思ってほしい。警察官、金融機関職員はキャッシュカードの暗証番号を聞くことは絶対にない」と注意を呼びかけた。