県立白山高等学校美術部の酒井春さん(3年)が7月27日(土)から佐賀県で行われる「第43回全国高等学校総合文化祭」の美術・工芸部門に作品を出展する。
同文化祭は、”文化部のインターハイ”と言われる。酒井さんは、昨年の12月に行われた「神奈川県高等学校美術展」で奨励賞を受賞し、同文化祭への切符を獲得した。
出展する作品のタイトルは「No.246.246」。「246.246」は、「ニョロ、ニョロ」と読む。その名前が意味するように粘土で作ったオブジェで紐が不規則に絡まりあっている様子を表現した。
酒井さんは「今まで見たことのないものを作りたかった。とにかく新しいものにチャレンジしたかった」と振り返った。
「自分のイメージしたものが形になるのが楽しい」と立体の物づくりに興味を持ったのは中学校の時だった。その後、同校の美術部入部後も様々な形の物づくりに挑戦してきたという。
同部の竹田一宏顧問は「自分の作りたいものを作れず、”悔し涙”を流すこともあるくらい負けず嫌いな性格。今まで頑張ってきた成果が実って良かった。存分に楽しんできてほしい」と酒井さんにエールを送った。
酒井さんは「総合文化祭では、たくさんの作品から多くの刺激をもらいたい。もっと自分も上を目指すきっかけにしたい」と意気込みを見せた。
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