区内の美容室「Ash中山店」(寺山町87 中村ビル1階)とチャリティショップ「WEショップ・みどり」(中山町218)では、処方内容などを記録する多言語版お薬手帳を無料で配布している。
同手帳は、外国人にも分かるように多言語に対応しており、既往歴やアレルギーの有無なども書き込める。
手帳を発行したのは、「多言語版おくすり手帳プロジェクト」(小池由美代表)。同プロジェクトは、横浜市で活動する市民団体「共生のまちづくりネットワークよこはま」と(株)大川印刷=西区=、ジャパンハウジング(株)=同=の協同事業だ。2017年の6月にやさしい日本語に加え、英語、中国語、韓国語で記載された手帳を発行した。
その後、今年の7月には、やさしい日本語、英語のほかスペイン語とベトナム語を加えた手帳も完成した。
現在、区内では、共生の町づくりネットワークよこはまの飯田信子副代表が中心となり、配布先を探しているという。
「外国人が安心して暮らしていくためにも、多言語版のお薬手帳は必要だと思う。多くの外国人に知らせていきたい」と意気込んでいる。
また、無料で配布しているAsh中山店の寺門良基マネージャーは「自分も外国にいたことがあるので、言葉が分からない時の大変さを知っている。多言語版のお薬手帳があれば、外国人も安心だと思う」と述べた。
現在、配布協力してもらえる店舗(団体)に先着50冊を提供している。
問い合わせは、飯田さん【携帯電話】080・5049・7949へ。
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