中山商店街協同組合の奥津守理事長と佐保田豊総務部長は3日、在日ジョージア大使館(東京都港区)を訪ねた。
同商店街は、横浜市が進める「商店街インバウンド対策支援事業」の一環で「一商店街一国運動」に取り組む。これは、20日から11月2日の期間で開催されるラグビーW杯において、商店街が独自に応援する参加国(一国)を決め、大会の機運を高めるというもの。
中山商店街では、中高時代にラグビー経験のある佐保田総務部長が中心となり協議を重ねた結果、参加を決定。「強豪国ではない国を応援したほうが良いのではないか」という意見のほか、佐保田氏の知り合いにジョージアと親交が深い野村総合研究所の谷口麻由子さんがいたこともありジョージアを応援することが決まった。
奥津理事長は、谷口氏を通じて9月下旬から商店街にジョージアを応援するフラッグを掲示することをティムラズ・レジャバ在日臨時代理大使に報告。また、11月3日(日)に予定している中山まつりで世界最古の8000年の歴史を持つジョージアワインの販売を提案した。
ティムラズ・レジャバ在日臨時代理大使からは、ワイン作りの際に用いる器「クヴェヴリ」が紹介されたほか、ナッツにブドウ果汁をコーティングしたスイーツ「チュルチヘラ」を勧められる場面も。また、「ジョージアを応援してくれることは、チームにとって大きな勇気になる。大変嬉しく思う」と話した。
奥津理事長は「ラグビーW杯が盛り上がり、商店街が活気付き、ジョージアという国を一人でも多くの人に知ってもらえたらと思う」と期待を寄せた。
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