新治市民の森にある谷戸の田んぼで5日、稲刈りが行われた=写真。
谷戸の田んぼ付近の環境保全活動などを行っている新治谷戸田を守る会(原洪会長)では毎年会員らによって田植えを行い稲を育てている。今年はもち米の「満月」、うるち米の「はるみ」や黒米の苗を6月に植えていた。原会長によると7月の日照不足で生育が心配されたが、8月以降に天候が回復したこともあり、例年通りまで持ち直したという。
稲刈り当日は会員のほか一般参加の約30人が稲刈りを体験していた。参加者は鎌で一株ずつ刈り、束ねた稲を架掛けしていた。架掛けした稲は1〜2週間乾燥させ、11月17日(日)に行われる「新治里山秋まつり」で販売される予定だ。
娘のさやかちゃん(7)と参加していた永野辰馬さん(霧が丘在住)は「妻の実家が農家なので子どもも馴染みがある。近場でも田んぼに関わりたいと思って参加した」と笑顔で話した。
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