3度目も王座獲得ならず――。森の台出身のプロボクサー望月直樹選手(横浜光ジム)が21日、WBOアジアパシフィックのフライ級タイトルマッチに挑んだものの、10回KO負け。アジアのベルトを巻くことはできなかった。これで昨年から挑んだタイトルマッチは3連敗となり、望月選手は「仕方がないこと」と悔しさをにじませている。
試合は終始、望月選手のペースで進んだ。序盤からチャンピオン、阪下優友選手のまわりを、円を描くようにステップを踏みながらパンチを繰り出す望月選手。阪下選手はとらえられず防戦一方となり、打ち合いになっても、阪下選手が1発打つのに対して、2、3発を撃ち返すなど圧倒し望月選手優勢のまま、試合は進行した。
だが、10ラウンド目に落とし穴が―。打ち合いのなか、阪下選手のパンチを受けた望月選手はダウン。立ち上がったものの、レフリーが続行不可能と判断し無念のKO負けとなった。
望月選手を指導する横浜光ジムの石井一太郎会長は「惜しいとしか言いようがない試合。今後については白紙」と話している。
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