鴨居原市民の森愛護会(菅原喜勇勝会長)をはじめとする鴨居連合自治会傘下の各種団体や東鴨居中学校の生徒ら約200人が参加した「クリーンアップ作戦」が2日、鴨居原市民の森で実施された。
同取り組みは、以前大量に不法投棄されたタイヤなどで荒廃していた森を「再生させよう」と今から15年前に地域住民らで清掃活動を行ったのが始まり。菅原会長によると、かつてのような状況ではないというが、約30分の清掃で網戸やフライパン、ポリバケツ、タイヤなどのごみが回収されていた。夫の貞明さんと参加していた伊藤澄子さん(鴨居在住)はタイヤを発見。「見つけた時はまさかと思った。孫と遊びにくることもあるのできれいになると嬉しい」と澄子さん。
憩いの場であるために
終了後には、同市民の森の隣の畑で収穫されたサツマイモ300kg分の焼いもや豚汁などが同愛護会から参加者へ振舞われた。東鴨居中1年の中原沙恵さんと小原咲央さんの2人は「達成感があった」「思っていた以上にごみがあった」と話した。
菅原会長は、「清掃活動を開始して15年になるが、継続することが大切。いつまでも近隣住民らの憩いの場であり続けられるようになれば」と願いを込めた。
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