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”赤ひげ先生”に聞く歯科医療 74 正しい歯磨きで”歯っぴー”な一年に 十日市場・みどり歯科医院
開院以来保険内診療に主軸を置いてきた十日市場の『みどり歯科医院』は今年で20周年を迎える。今回は、同院の阿部光敏院長に令和2年を健康な口内環境で過ごすために注意すべき点などを聞いた。
「口の中には歯周病菌をはじめとする1000種類を超える細菌が存在しています。口腔内細菌は喉や歯茎から体内に入り込み心筋梗塞、脳梗塞、肺炎、大腸がん、認知症などの病気を引き起こすと言われています」
このように同院の阿部院長が語るように、予防のための日々の”正しい歯磨き”が重要だと言えるだろう。一番重要なのは「磨き残しがないこと」。力を入れるほどきれいになるものでもなく、歯茎を傷つける危険性もあるので注意が必要だ。「歯磨き後には洗口剤がおすすめです。殺菌作用や汚れの再付着も予防でき、歯ブラシの届きづらい歯周ポケット内の洗浄にも効果的です」と阿部院長。舌の表面に生まれる舌苔(ぜったい)にも歯周病菌が多く含まれるため、専用の舌ブラシやガーゼを使用し、撫でるように除去するのだとか。
あまり知られていないのが歯磨き後のうがいの回数だろう。「歯磨き粉の中にはフッ素などのフッ化物を含んでいるものが多い。歯の表面の再石灰化を促す成分なので成分を残す意味で1回でよいのです」と話す。
これらの注意点を守って日々の歯磨きを行うことで歯周病へのリスクを軽減することで、健康な歯を維持したいものだが、「歯の根元などに歯石が付いてしまっているなどの場合は効果が半減。定期的にかかりつけ歯科医で口内ケアをすることをお勧めします」
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