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”赤ひげ先生”に聞く歯科医療 73 感染予防には鼻呼吸を 十日市場・みどり歯科医院
開院以来”敷居の低い歯医者”をモットーに保険内診療に主軸を置く十日市場『みどり歯科医院』。今回は、阿部光敏院長に、細菌などの感染予防について話を聞いた。
アットホームな院内
『みどり歯科医院』は、地元の十日市場地域を中心に多くの患者と信頼関係を築いてきた。患者の負担が少ない保険内診療に主軸を置き、11種の漢方薬(保険内処方)や口腔がん検診機器を導入。2台の無料送迎車で自力通院が困難な高齢者らにも対応。時には「〇△さん久しぶりだね。調子はどう?」といった阿部院長の声が院内で聞かれ、アットホームな雰囲気だ。
口の乾燥に注意
「乾燥対策に努めてください」と阿部院長。外気などの影響で体温が下がると体の抵抗力が弱まり、空気中に浮遊している細菌やウイルスが口や鼻から体内に侵入しやすくなる。対策としては加湿器で湿度を調整。洗濯物を部屋干しするなども効果が見込めるようだ。また、口の中が乾燥していると風邪やインフルエンザなどのウイルスを活発にさせてしまう。健康な人でも口の中が乾燥しがちになるほか、持病で薬(抗ヒスタミン剤、睡眠導入剤など)を服用している人は、副作用で乾燥することがあるので注意が必要だ。
口ポカーンは黄色信号
無意識に日常的に口をポカーンと開けてしまっている人は注意を。歯肉炎などの原因になるほか、何より口内の乾燥の原因となる。歯科医師の立場として阿部院長は「鼻呼吸は空気が鼻の中を通って肺へ運ばれます。鼻の中の鼻毛や粘膜がフィルターの役割をし、その後に鼻水と一緒に体外に排出されます。鼻呼吸を意識してみましょう」と話す。
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