関ヶ原の戦い以前から譜代として徳川氏に仕えた直臣の武士・荒川長兵衛重世の陣屋があったことを示す「小山村殿様荒川氏陣屋跡記念碑」の完成を祝って3月26日、完成除幕式が行われた。
除幕式には、記念碑を建立した「荒川家家臣の会」代表の落合清治さんのほか同会のメンバー(小松博さん、篠原稔さん、落合勉さん、佐藤清さん、荒井源二さん、加藤安生さん)が出席。記念碑建立に関わった区の職員や、郷土史研究家の相澤雅雄さんらが来賓として招かれた。
式では落合清治さんがあいさつに立ち、「私が子どもの頃、殿様の陣屋があったことを教えられました。殿藪(とのやぶ)と呼んでいましたが、昭和38年に行われた恩田川の改修工事で殿藪跡の中を河川が通るようになってしまった。何もしなければ場所もいわれも分からなくなってしまうのではないかと思い記念碑を立てた」と語った。
除幕式の後、19番目の緑区遺産に登録された。記念碑の住所は小山町624。
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