臨時休館しているみどりアートパーク(緑区民文化センター)の正面玄関に、子ども達が描いた絵や折り鶴が展示されている=写真。
同施設では、3月後半からの約3週間、学校が休校や春休み中の小中学生に、ギャラリーを自習室として開放していた。そこに色鉛筆や画用紙、折り紙などを置くと、自ら子どもたちは、密集を避け、換気に注意しながら、アニメのキャラクターなどの絵を描き、折り鶴を折り始めたという。
展示されているのは、それらの絵など約50点。約500羽の折り鶴は、同施設のスタッフが新型コロナウイルス終息を願って糸で結んだ。
正面玄関は閉まっているので、ガラス越しにしか、展示を見ることができない。だが、目を留める通行人もいるという。同施設の小野明男館長は「少しでも、気持ちが和む展示になれば。施設の再開が待ち遠しい」と笑顔を見せた。
同施設は、4月8日から臨時休館し、音楽演奏や展示会などの利用を停止している。同施設の再開後も、正面玄関の展示は、地下の交流ロビーに場所を変更し展示を続ける予定だという。
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