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【連載【4】】Withコロナ時代の先駆者たち 「いつだって挑戦してきた」 横浜大文字有限会社

経済

掲載号:2020年7月9日号

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製作したマスクを付ける佐藤社長
製作したマスクを付ける佐藤社長

 横浜大文字有限会社(北八朔町46/佐藤誠社長)は1977年の設立以来、アパレルメーカーからの製造委託を受けて、婦人服などを製造してきた。従業員はわずか8人だが、全員20年以上働くベテランばかりだ。

 中国など海外との価格競争により、国内の工場は減少が続く。そのようななかでも生き残ってきたのは”オールアイテム”に対応してきたからだという。婦人服だけでなく、スカートや男性用のジャケットなど幅広く対応できることが大きな強みだ。「どんな時も、『まずは作ってみよう』と挑戦し続けることで、ほそぼそとかもしれないが、生き残ってきた」と佐藤社長は振り返った。また、「職人だからね。『これ、作れるかな』と聞かれると『作れる』と反射的に答えてしまう。それが長年やってきた職人のプライドってもんだ」とにこりと笑った。

布マスク製作という変化

 そんな同社にもコロナショックは訪れた。4月から5月の受注はゼロに。まったく先の見えない状況となってしまった。そんななか知り合いの歯医者から「マスクがなく困っている」と聞き、自分たちの技術を生かして布マスク約20枚を作ったのは3月下旬のこと。「仕事もなく、時間が空いたので作ったらすごく喜ばれたよ」と佐藤社長。4月は、マスク不足が叫ばれていた時期。「何か役に立てるなら」と布マスクの製作を開始。あっという間に1000枚が完成。だが、売る方法も知らなかったため、近所の困っている人に販売していた。カラフルな布マスクが多く、ファッション性もあり、口コミで話題になった。

 その後、6月9日には取引先のひとつから3000枚の布マスク製作の受注が舞い込む。さらに、夏に向けて冷感マスクの製作依頼も。6月以降は、本業の受注数もわずかながら回復し、忙しい日々となってきたという。「『やったことがないからマスクは作らない』では、生き残れなかっただろう。まだ、先は見えない。不安が残るのも事実。でも、変化を受け入れる職人プライドを持っていれば、なんとかなるさ」と明るく未来を見ていた。

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