緑区版 掲載号:2020年7月9日号 エリアトップへ

動物支援ナースに学ぶ 災害時のペット対策 安全に同行避難するには

社会

掲載号:2020年7月9日号

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同行避難について話をする谷茂岡さん
同行避難について話をする谷茂岡さん

 緑区役所4階会議室4Bで4日、ペット防災啓発講演会「災害時のペット対策 動物看護師と学ぶ『人とペットの同行避難』」が開催され、17人が参加した。緑福祉保健センター生活衛生課主催。同講演会は災害が発生し、避難が必要になった場合にペットとその飼い主が一緒に安全に避難するための、平常時の心構えと備えについて学ぶもの。会場には市の「ペットとの同行避難対応ガイドライン」などがパネル展示された。

 冒頭で古家浩一課長は「犬だけ取ってみても横浜市内で18万頭、緑区内で7500頭飼われている。大きな災害が発生した時には多くの人がペットと一緒に避難することが予想される。緑区内では身近な小中学校22校が地域防災拠点となるが、積極的にペットの受入をしようという拠点はなく、人とのすみ分けをどうするのかなどの課題が多い。しかし拠点の運営委員会では災害時のペット対策の理解は進んでいるように思う」とあいさつした。

「まずは安全な場所へ」

 講演では、人も動物も支援することを目的とし、認定動物看護師で結成された災害支援団体「動物支援ナース」の矢崎佐枝さんと谷茂岡良佳さんが講師を務めた。

 講演の中では、飼い主の役割として平常時の適正飼養や共助のためのコミュニケーション、備蓄が重要であることを紹介。また発災時には「何と言っても無事であることが大前提」とし、その上でペットの安全確保、同行避難、早期自立を推奨した。また、「『ペットと一緒に避難していいのか』と考える人もいるかもしれないが、いいんです。避難という事は安全な場所に行くこと。災害が起きた時は、まずは安全な場所まで動物たちと一緒に同行避難しましょう。避難所で飼育していいかどうかはまた別の話。避難所では人とのすみ分けが重要なので、外で飼育できる準備やケージなどに入るトレーニングをしておくことが重要」と話していた。

避難時の備えとして展示されたケージなど
避難時の備えとして展示されたケージなど

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