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”赤ひげ先生”に聞く歯科医療 79 ウイルス対策に「口腔ケアで免疫力アップ」 十日市場・みどり歯科医院
開院以来20年に渡り”敷居の低い歯医者”をモットーに保険内診療に主軸を置いてきた『みどり歯科医院』。今回は、インフルエンザの流行を前に、口腔ケアの重要性について同院阿部院長に話を聞いた。
人の体の中にある免疫は、害を与える微生物やウイルスに対して働き、病気の発症を未然に防いでくれる働きをする。微生物の力と免疫力のバランスが崩れた時に病気にかかるのだ。
同院の阿部院長は「口腔内でのバランスを免疫力優位に保つことが重要なのだが、その最も有効なのが口腔ケアです。常在細菌という体を守ってくれるものも存在するが、悪さをする細菌やウイルスを減らすことが大切です」と話す。
秋冬には、インフルエンザと新型コロナウイルスとの同時流行が不安視されている。これらは発熱などの症状が類似しており、また、新型コロナウイルスのワクチンや確率された治療薬は完成しておらず、感染対策が必須といえるだろう。
「歯磨きなどの口腔ケアはインフルエンザへの感染リスクを下げることがわかっています。新型コロナに対しても試す価値は十分あると考えます。また、歯周病を放置し重症化すると歯周ポケットにできた溝に、プラークや舌苔のように細菌の温床ができてしまいます。歯周病菌は、色々な分解酵素を口腔内にまき散らしてウイルス感染を進めてしまうんです。免疫力を上げ、歯科疾患を進行させないるためには口腔ケアが重要。かかりつけ歯科医院での定期的なチェックもお忘れなく」と警鐘を鳴らす。
同院は、十分な換気の実施や手指消毒液、診療台間のパーテーション設置などの感染症対策がされている。
また、自力通院が困難な高齢者らを対象に無料送迎(車椅子対応)や、通院が難しい人に向けて訪問診療(保険内)も実施している。
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