緑区在宅医療相談室・横浜市緑区医師会主催の公開講演会「新型コロナウイルス感染症〜現状と今後の対応〜」が1日、みどりアートパークで開催され、約120人が来場した。
冒頭では緑区医師会の二宮浩会長よりPCR検査を受けるにあたってはかかりつけ医に紹介状を書いてもらい(電話でも可)検査場へは無料タクシーを活用できることが紹介された。
聖マリアンナ医科大学感染症学講座の國島広之教授を講師に招いた同講演会。國島教授は感染症・感染制御の専門家で、新型コロナウイルス感染症に対して年齢と基礎疾患についての3つの項目について「高齢者、糖尿病、がん患者はかかりやすいのか?」については「そうではない」、高齢者、糖尿病、がん患者は重症になりやすいのか?」については「そうである」、「降圧剤、抗がん剤などの薬剤では重症になりやすいか?」については「そうではない」と解説した=写真。
また、流行には地域間格差がみられる点や罹患は若年層に多く見られる一方、死亡率は高齢になるにつれて高くなるという。加えて「味覚障害は数カ月継続する。喫煙者や肥満の人は重症化しやすいので注意が必要」と指摘した。
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