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”赤ひげ先生”に聞く歯科医療 80 「必要な外出まで制限しないで」 十日市場・みどり歯科医院
開院以来20年に渡り”敷居の低い歯医者”をモットーに保険内診療に主軸を置いてきた『みどり歯科医院』。今回は、インフルエンザの流行を前に、感染予防の取組などについて同院阿部院長に話を聞いた。
「必要とされる外出までも制限してしまうことは避けてください」と阿部院長。
虫歯や歯周病など歯科疾患の大半は放置してしまうと重症化することは
あっても、症状が改善することはない。
新型コロナウイルスの終息が見えない中、これから流行の時期を迎えるインフルエンザ。これらは発熱や咳などの症状に類似する点がみられる。また、日本歯科医師連盟が「新型コロナは口から侵入する」「歯周病などの毒性の強い菌はウイルスと受容体(口腔粘膜に多い)の結合を助け、その結果感染力を強くしてしまう」と注意を促している。
感染予防を徹底
同院では、舌ブラシや歯ブラシなどのホームケアのほかに、かかりつけ歯科医院でのプロフェッショナルケアを推奨している。ホームケアでは落としきれない菌を除去しながら洗口液で細菌数を減らすことで感染力を下げる。「同時に併発することが危惧される肺炎も予防することにつながります」と阿部院長。
感染症対策での取組として、歯科治療に使用する器具を高いレベルで高圧蒸気滅菌し管理。また、このほど、待合室のエアコンを除菌機能に優れた最新式に変更した。そのほかにもこれまで通りの換気、定期的な消毒、タービンなどの治療器具を患者ごとに交換し、しっかり洗浄した上での滅菌処理を行っている。
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