緑地域交通安全活動推進委員協議会は1日、JR鴨居駅周辺で飲酒運転根絶キャンペーンを実施した。12月は、神奈川県交通安全対策協議会が主唱する「飲酒運転根絶月間」。同キャンペーンはこの飲酒運転撲滅月間に合わせて行われ、区役所、警察署など関係団体から約30人が参加した。当日は酒類を提供する居酒屋の営業開始時間に合わせ、午後5時スタート。駅南北に分かれて「夜の街には車で行かない」「宅飲み後は車での外出自粛」「自覚症状がなくても二日酔いを警戒」などと書かれた啓発チラシを駅利用者などに配布した。
また、同協議会の鈴木正雄会長、渡邉晴彦緑警察署署長、植木八千代緑区副区長の3人が周辺店舗を訪問。店舗では、仲間同士で居酒屋などに行く際に帰路で車を運転するために酒を飲まない人を決めておく「ハンドルキーパー運動」を推進するの小さなのぼり旗を配布しながら「車で来た客には酒類を提供しないように」「酒と車は切り離して」などと、飲酒運転撲滅を訴えていた。
渡邉署長は「今回のキャンペーンを行うことで、年末に飲酒運転をする人が1人でも減ることを願う」と話し、鈴木会長は「コロナもあり外で酒を飲む機会が減っていると思うが、周知を徹底し意識を高めてもらいたい」と話した。
飲酒を伴う人身交通事故は県下で微増。同署は11月27日、飲酒検問を実施した。同署交通課では「飲酒運転で人生が狂うことがないよう、笑顔で年末年始を過ごしましょう」と話している。
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