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みどり国際交流ラウンジがいよいよ開設 緑区長・代表理事特別対談
3月7日、市内で11番目、そして8年ぶりとなる国際交流ラウンジが緑区に開設される。
岡田展生緑区長と運営法人の代表理事である杉山郡啓氏が、緑区における多文化共生などについて話し合った。
ラウンジ開設の背景
岡田区長「緑区では現在、ここ10年で1・8倍となる約4300人の外国の方がお住まいになっています。今までは、主に地域の皆様がボランティアで外国の方の相談に対応してくださいましたが、行政としても統一的な相談窓口が必要であると考え、緑区に国際交流ラウンジを設置することとなりました」
杉山代表理事「日本語教室などを通じて色々な外国の方とお会いする中で、日本語だけでなく日常の生活相談が増えてきました。ボランティアとしての対応では限界がある場合もあり、相談窓口や交流の拠点となる場所として国際交流ラウンジが必要との声が増えてきました」
開設に向けた道のり
杉山代表理事「体制づくりの点で、書類作成には大変苦労しました。必要書類が多く、関係機関に照会しながら期限に間に合わせました。また、コロナ禍でメンバーが議論するために集まることも難しく、オンラインを活用しましたが、関連する課題も多く、短期間でまとめることに苦労しました」
岡田緑区長「申請書類の多さについては御迷惑おかけしました。緑区の多文化共生の現状をよく知る『みどり多文化共創の会』様が運営を受託していただき、大変心強く感じています。区役所や市民活動支援センターなどと連携するために、最も効果的な場所はどこなのか、非常に悩みました」
ラウンジへの期待
岡田緑区長「困りごとの相談はもちろん、ぜひ多文化に触れることができる場所になればと考えています。緑区には様々な国の方がお住まいですが、現状では習慣の違いから地域と誤解が生じていることもあります。イベントなどを通じてお互いを理解し合う交流ができる場所にしていきたいと思います」
杉山代表理事「外国の方が、住民として分け隔てなく生活できるよう、皆が交流できる場所にしたいと思います。外国の方の中には自分のアイデンティティを大切にする人がいらっしゃいます。自分の国を紹介して日本人や他国の方々と交流し、外国に目を向けられるようなイベントを開催できればと考えています」
今後の抱負
岡田緑区長「外国の方が自分の国を紹介して交流する取組みは非常に素晴らしいです。ぜひ運営にも活かしていただいて、区役所も法人や横浜市国際交流協会とよく連携し、緑区らしい、誰もが気軽に立ち寄れるようなラウンジにしていきたいです」
杉山代表理事「世界を知りたいと思っている若い人たちが、世界に目を向けるための場所としても利用して欲しいです。世界のことを知りたければ、まず『みどり国際交流ラウンジ』に行ってみよう、と気軽に寄っていただける、世界と交流を深められる拠点になればと思います」
(取材日・2月22日)
みどり国際交流ラウンジ
横浜市緑区中山1丁目6の15パームビュービル 5階・6階
TEL:045-532-3548
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