架空請求詐欺を防いだとして緑警察署(渡邉晴彦署長)は4日、ローソン緑鴨居町店で働く原田雅珠さん(16)に感謝状を贈った。また、同店は、昨年12月にも別の店員が架空請求詐欺を防いでいる。従業員一丸となった特殊詐欺抑止への協力に対して同日、同店オーナーである外岡治美さんに緑防犯協会(木村赳会長)と緑警察署の連名感謝状を贈呈した。
被害者(85)は自宅でパソコンの操作をしていた時、ウイルスの感染を装う画面が表示された。これを信じた被害者が指定された電話番号に連絡すると、「電子マネーのカードを購入し、カード番号を教えてほしい」と言われたという。
その後、被害者は同店に行き、3万円分の電子マネーカードを購入しようとした。高齢者が高額なカードを購入しようとしていることを不審に思った原田さんは購入理由を尋ね、被害を未然に防ぐことにつながった。
原田さんは「お客様に声をかけて、詐欺を防ぐことができて良かった」と笑顔を見せた。
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