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”赤ひげ先生”に聞く歯科医療 83 歯周病菌が認知症に影響か? 十日市場・みどり歯科医院
開院以来20年以上に渡り”敷居の低い歯医者”をモットーに保険内診療に主軸を置いてきた十日市場「みどり歯科医院」。今回は阿部院長に、歯周病菌とアルツハイマー病との関連について話を聞いた。
昨年7月、九州大学の研究グループが歯周病がアルツハイマー病発症に影響するという結果「歯周病感染は全身の脳老人斑成分を脳輸入させる〜歯周病によるアルツハイマー型認知症関与を解明する新しい発見〜」を発表している。
外出控え認知機能低下?
また、コロナ禍で外出を控えると高齢者にどのような影響があるのかを筑波大の久野教授らが調べた結果では、2020年11月時点で60歳以上の約3割に認知機能低下が見られたという(同年5月比で2・1倍)。調査は外出や運動習慣、もの忘れが気になるかどうかについて約4700人に選択式で回答してもらったもの。久野教授は運動不足や会話の減少が原因となり脳への刺激が減少し、心身に悪い影響を与えたとみている。
同院の阿部院長は「こうした研究結果から分かるように、アルツハイマー型認知症の予防には口腔ケアが重要だということが言える。コロナ禍においても感染予防をしながら適度に家族などとの会話をすることは認知症へのリスクを抑える意味でも大切です。過度な自粛で口腔内の定期的なメンテナンスがおろそかになるようなことは避けましょう」と話す。
ウイルス感染防止に努める同院では、厚労省や各種学会から示された新型コロナウイルス感染症に関する指針をもとに神奈川県歯科医師会より感染対策強化型診療所の認定を受けている。また、開院以来続けている無料送迎(車椅子のまま乗車可能)も継続中だ。
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