星槎学園中高等部北斗校で10月30日、「宇宙の学校」が行われ、23組の親子が参加していた。
宇宙の学校は、自然科学をテーマとした実験や工作を行うことで、家族の絆を深め、子どもに潜んでいる好奇心や冒険心などを育むことを目的に開催している。
同校が主催し、JAXA宇宙教育センターと認定NPO法人子ども・宇宙・未来の会(KU―MA)が共催している。
全3回の講座で、親子が協働して実験や工作を行うスクーリングや、家庭での学習を通じて家族と楽しみながら学びを深めてきた。2021年度の最終回となった10月30日のスクーリングは、「星砂と星座絵」と題したテーマで行われた。
有孔虫という生物の死骸で、星の形をしている星砂。参加した親子は、最初に紙皿の上に砂を入れ、星砂を探していた。
その後、星座の絵を黒い紙に描き、同絵の星の部分に星砂を接着させ、星砂を使用したオリジナルの星座絵を完成させていた。十日市場小学校の片平紗貴さん(9)は「星砂が小さくて、最初は見つけるのに苦労した。でも、スマホで拡大したり、工夫することで見つけることができた」と笑顔を見せていた。
また、後半では家庭学習レポートの発表会も行われ「海の水はなぜ青いのか」「やわらかいアイスクリームはどう作るのか」など、様々なテーマで調べてきた内容を発表する姿が見られた。
講座を担当した同会の稲葉茂さんは「日常の不思議なことをどんどん追及していってほしい」と親子に呼びかけていた。
また、同校の矢吹勝彌校長は「親子で学ぶことで絆を深めてもらえた」と振り返った。
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