16日に50周年を迎える鴨居駅前郵便局(小原伸士局長)で6日、近隣の東鴨居中美術部の生徒が入口の自動ドアなどのガラス部分にペイントを施した。
この取り組みは、同郵便局の地域貢献の一環で行われたもの。新型コロナウイルスの影響で中学校でも各種イベントが中止となり、部活動にも制限が設けられたことによって思うように活動できない状況を知った小原局長は、近隣の東鴨居中に声を掛け、実施が決まった。
依頼を受けた同部は、小原局長からの「50周年を祝うデザイン」とのリクエストをもとに、2年生が旗、花束、虹、プレゼント、日本郵便のキャラクター「ぽすくま」などをデザインした下絵を作成。作業当日は下絵に沿って、ガラスに描いて消せるクレヨンで着色し約3時間で完成させた。
同部の小原暖乃香部長は、街の中に私たちの作品が残ることは嬉しい。また見に来たくなると思う」と笑顔で話し、横井綾紀子顧問は「生徒たちの地元でこのような大きな作品に関われたことは貴重な経験になった」と述べた。
また、小原局長は「生徒たちの活動を知ってもらうと共に、作品を見て頂いた方の心のゆとりにつながれば嬉しい」と話した。
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