3年ぶりのリーグタイトルを目前に、最後の試練が訪れた。サッカーJ1で現在首位の横浜F・マリノスは10月8日・12日、明治安田生命J1リーグ第32節・27節(延期分)で2連敗。ホームゲームで手痛い黒星となった。
クラブ創設30周年のメモリアルイヤーとなった今シーズン。2019年以来のリーグ戦制覇に向けて、持ち前の攻撃的サッカーで1位を快走し、優勝に王手をかけて8日からのホーム日産スタジアム(港北区)3連戦を迎えた。
攻撃陣が沈黙
対戦相手は、ガンバ大阪とジュビロ磐田。ともに現在のリーグ順位では、18チーム中16位・18位と下位に低迷している。しかしJ1残留に向けて負けられない両チームの粘り強い戦いに、リーグ最多得点を誇る攻撃陣が沈黙。いずれも相手チームを上回るシュートを放ちながらもゴールを割れず、0-2、0-1での2連敗となった。
残り2試合
優勝を争うのは、昨年と一昨年の王者・川崎フロンターレ。神奈川県のライバルは、同日開催の2連戦を2連勝とし、F・マリノスとの勝ち点差は2にまで縮まった。
両チームともに残りは2試合。F・マリノスは、29日のホーム最終戦(日産スタジアム)で浦和レッズと対戦し、11月5日は敵地でヴィッセル神戸と最終戦を戦う。
29日の試合で勝利し、フロンターレが引き分け以下に終わると、F・マリノスのリーグ優勝が決まる。一方でF・マリノスが敗戦、フロンターレが勝利となると、首位陥落となり、勝ち点1差の2位で最終戦を迎える。12日の試合後、MF水沼宏太選手は「とにかくネットを揺らすという気持ちで向かっていきたい」と気持ちを切り替え、前を見据えた。
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