緑区市民活動支援センター「みどりーむ」で昨年12月17日「笑福!楽らく寄席」が開催され、緑区在勤の社会人落語家・上州亭楽々さんが落語を披露した。子どもから高齢者まで約70人が来場。楽々さんの巧みな話術で会場は笑いと拍手に包まれていた。
黒い着物に身を包んで登場した楽々さん。古典落語と新作落語の違いについて解説したほか、父親と息子の軽妙な掛け合いで物語が進む古典落語『桃太郎』などを披露した。楽々さんは話の中にSDGs(持続可能な開発目標)の話題を交えたほか、桃太郎の物語を話す父親に対して息子が「山で芝刈り? 川で洗濯? それって環境破壊でしょ?」と指摘する場面を盛り込むなど、オリジナルのアレンジを加えて来場者の笑いを誘った。
保土ケ谷区から来場した男性は「初めて楽々さんの落語を聞き、感動しました。見事でした」と話していた。
楽々さんは「落語はお客さんとつくるもの。皆さんが楽しもうとして聞いてくれたので、気持ち良く話すことができた」と笑顔で語った。
また「ダブルジョイ」の名でマジシャンとしても活動しており、この日はハンカチやトランプ、リングなどを使ったマジックを披露。途中でタネ明かしもしながら展開されるマジックに、来場者からは「間近で見ることができて楽しかった」との声が聞かれた。
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