「横浜マラソン」応援ゲストに谷原章介さん、ラミレス元監督、三津家貴也さん
ランナーエントリーは5月15日まで
4月29日
インドネシアの食文化やハラールフードをテーマにした「多文化共生プログラム インドネシア文化交流会in横浜市」が1月20日、霧が丘にある「ぷらっとkiricafe」で開催された。日本人、インドネシア人、中国人など約30人が来場し、交流を深めた。
インドネシアの食文化を紹介したのは霧が丘在住のインドネシア人のアリエフ・ジュナイディさん。インドネシア国内のさまざまな郷土の料理の違いを解説したほか、ケチャップ・マニス(甘いソース)やサンバル(辛味調味料)など、同国の料理でよく使用される調味料なども紹介した。大豆を使った発酵食品「テンペ」を来場者に配り、全員で試食する場面もあった。初めて食べたという参加者の中には「天ぷらとお好み焼きの間みたい」と話す人もいた。
その後は、NPO法人千葉イスラーム文化センターの杉本恭一郎理事長が「ハラールフード」や「イスラームの意味」などについて解説。来場者は熱心に聞き入った。
また質疑応答では、参加者たちが「どうしてムスリム(イスラム教徒)は豚肉を食べてはいけないのか」「断食は何のために行うのか」など、さまざまな質問を投げ掛けていた。
来場者の中には、東日本大震災発生後に福島県から霧が丘に避難してきたインドネシア人を自宅に受け入れ、約3カ月間共に暮らした経験を持つ80代の日本人男性の姿もあった。この日の交流会を通じ、ムスリムの食文化ついて理解を深めた男性は「彼はよく外食する人だった。ハラールフードを食べに行っていたのだと思う」と当時を振り返った。
アリエフさんは「ハラールについて知ってもらえて良かった。テンペなどは日本でも売っているので、家庭でも食べてみてほしい」、杉本理事長は「少しでも地域の方々の役に立ててうれしい」と話していた。
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