山下みどり台小学校4年生約20人は7月3日、西八朔町にあるみどり台自治会館を訪れ、同館で毎月開かれている高齢者向けの親睦会「友愛サロン」の参加者たちに、手作りの石けんや手紙をプレゼントした。
この活動は、同校の総合的な学習の時間として実施。手渡した石けんは、山下エコ生活を考える会の協力で、子どもたちが廃油を再利用して手作りした。
この日は、七夕の飾り付けも施された会場で、子どもたちと高齢者との交流も行われた。歌を披露する場面では、互いに「笹の葉、さーらさらー」と声を合わせ、一緒に『たなばたさま』を歌ったほか、子どもたちが歌う『となりのトトロ』の歌に、高齢者たちは手拍子を送っていた。
また、児童たちは日頃練習を重ねたリコーダー演奏も披露。会場は拍手に包まれた。
さらに、皆で折り紙も楽しんだ。ツルやカエルなど、さまざまな作品の織り方を互いに教え合うなど、世代を越えた交流を深めていた。
参加した女子児童は「みんなと仲良く関わることができるとても良い機会になって良かった」と笑顔で話した。友愛サロンの利用者は「折り紙を一緒に折って、かわいいワンワンちゃんができました。楽しいことがいっぱいあって、感謝しています」と喜びを伝えていた。
山下エコ生活を考える会の上田クニ江会長は、参加した高齢者たちについて「若い子たちのパワーをいただき、生き生きと目が輝いていた」と語った。
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