三ツ沢公園陸上競技場で6月29日・30日に行われた「神奈川県中学校選抜陸上競技大会」の女子砲丸投げに、田奈中学校の片岡心さん(3年)が出場し、13m38の記録で昨年に続く連覇を達成した。標準記録(12m50)もクリアし、8月17日(土)に福井県福井市で開幕する「全日本中学校陸上競技選手権大会(全中)」に挑む。昨年も出場を果たしたが、3位とわずか10cm差の4位と涙をのんだ。今年はもちろん頂点を見据えている。
体調不良でも
29日に行われた女子砲丸投げ。実は前日に発熱し、薬を飲みながらの出場だった。標準記録を突破した時点での棄権も考えていたが、持ち前の負けず嫌いが発動。「試合に出たからには勝ちたい」。最後まで戦い抜き、決勝では唯一となる13m台の投てきを見せ、優勝を飾った。
自己ベストは昨年10月のJOCジュニアオリンピック大会・U16陸上競技大会で記録した14m61。そのため、「今回の記録には満足していない」と語る。原因は冬の間についてしまったフォームのクセ。現在は良かった頃の動画や写真などを参考に、修正に取り組んでいる最中だ。
さらに昨年の活躍により、周囲の期待も高くなった。自身も中学最終学年ということもあり、「結果を残したいという気持ちが強くなっていたかも」と振り返る。
「両立」が目標
日体大出身の両親のもとに育ち、幼い頃から身体を動かすことが好きな子どもだった。
小学2年生で始めたラグビーは現在も継続中。他にもバスケットボールや水泳、柔道に親しんできたアスリートだ。
中学で陸上部を選んだのは「それまで関わりが無かった競技だから」。仮入部の際に、投げ方も教わらずに砲丸投げに挑戦。8mの記録を出して周囲を驚かせた。以降、練習によって記録が伸び続けることが楽しく、どんどんのめり込んでいったという。ラグビーの方も陸上部と並行して練習に参加。神奈川県代表メンバーとして、全国大会への出場も果たした。「どちらも全力で取り組み、両立していくことを最初から目指していた」と笑顔で語る。
昨年の全中は4位。ジュニアオリンピックは自己ベストを出しながら2位。目下の目標は両大会で優勝することだ。「16mを投げて圧勝できたらいいけど難しい。まずは15mの壁をクリアして表彰台の中央に立ちたい」と意気込んでいる。
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