手伸ばし福呼びこむ 区内で節分祭
「こっち、こっち」と声を上げながら呼び込む児童ら
節分の日となる今月３日、鴨居杉山神社や長津田王子神社で節分祭が開催され、大きな賑わいを見せた。
鴨居杉山神社
鴨居杉山神社では、今年も３回行われた。区内選出議員や鴨居連合自治会役員、各種団体代表者などが参加した。鴨居小学校児童らが会場に多く足を運んだ３回目では、児童らが「こっちにちょーだい。こっちにも」といった大きな声が会場に響き渡り、投げられた駄菓子や餅などを一生懸命つかんでいた。
今回初めて参加したという鴨居小５年生児童は「たくさん取ることができました。とても楽しかったです」と笑顔で話した。
長津田王子神社
長津田王子神社では午後の２回、神社役員や長津田自治連合会会長、区内選出議員らに混じり、一般公募で選ばれた12歳から84歳までの年男・年女21人が参加し福豆や餅などをまいた。「福は内」の掛け声とともに豆まきが始めると、境内を埋め尽くした参拝者らは一年の福をつかもうと、一斉に手を伸ばした。
今年初めて節分祭に訪れたという糟谷涼子さん（長津田みなみ台在住）は「福豆とお菓子を掴み取ることができました。来年は是非一緒に来られなかった子どもたちを連れてきたい」と話した。
境内は多くの参拝者で埋め尽くされた
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