長津田駅南口 念願のエレベーター設置 完全バリアフリーへ
昨年夏から進められていた長津田駅南口エレベーター設置工事がこのほど終了し、今月1日から供用が開始された。長年にわたり地元住民などからの要望があったエレベーター設置とあって、念願の供用となった。
1日には、長津田自治連合会が主催して記念式典が行われ、地元自治会関係者や区内選出市会議員、津田祐孝緑区長らが出席。主催者を代表してあいさつした井上俊之助会長は「約10年の長い年月をかけて設置することができました。長津田駅は高齢者やベビーカー、車いすを利用している方が多く、念願の完全バリアフリー化が図られ、皆様に感謝申し上げます」と話した。
今回設置されたエレベーターは、乗車定員11人で前後に扉が設けられている。エレベーターで2階に上がると、横浜線や東急田園都市線、こどもの国線の各改札口にも通じており、これまで以上に利便性の向上が図られることになる。
エレベーター設置に関しては、平成18年度に自治連合会が市へ要望書を提出。21年度には自治連合会のほか、長津田地区社会福祉協議会、長津田商店街協同組合の代表者らが市とJRに対しても要望書を出していた。こうしたことを受け、市では「長津田駅南口バリアフリー事業」として設置を進めていた。
|
|
|
|
|
|