今月上旬から区内小山町や北八朔町を中心に白いナシの花が咲き始め、中旬にかけて生産農家では授粉作業のピークを迎えた。
小山町で40年以上果樹の生産を続けている落合園(落合清治園主)でも、花の咲き始めに合わせて今月15日から作業を開始。羽毛でできた凡天の先に花粉を付け、一つひとつの花に手作業で授粉させていた。
落合さんによると「今年は桜の開花が遅れていたので少し心配したが例年通りに咲いた。授粉作業中の気温は18度から20度が最適だけど、15度以上あれば問題はない」と話した。
5月に入ると実は小豆大になり余分な実以外を間引く摘果作業が行われる。8月中旬には「幸水」、「豊水」は8月下旬から9月上旬に収穫時期を迎える。
横浜市内で生産されるナシは”浜なし”として知られており、各農家の庭先での直売が中心で市場には出回らないのが特長。
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