明治25年創立の中山小学校には、周辺住民などが寄付をした、昔の資料や生活用具などが保存されている郷土資料室がある。2月16日には、中山や小学校の歴史を知ってもらう機会にと、資料室を一般の人にも開放した。これは、地域住民が中心となり、中山の歴史や昔遊びを児童に教えようと同小で行われた「昔の遊びをしてみよう」の一環。
資料室に初めて来たという5年生児童の保護者は、明治や大正時代の教科書を見ながら「離乳食の作り方など細かく説明されていて、とても興味深かった」と感想を話した。
資料室は、周辺住民で構成されている郷土資料委員会(小林公委員長)が維持管理している。イベント当日には、郷土資料委員のメンバーなどが児童らに竹とんぼや竹馬などの昔遊びを教える時間も設けられた。
小林委員長は「この会が、中山や小学校の歴史を知ってもらえる機会になればと年に一度開催しており、多くの方にご参加頂いております。昔遊びなどを通して、地域間のコミュニケーションが取れればうれしい」と話している。
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