「アフリカのサバンナ」あす公開 ズーラシアに新エリア 一部オープン
よこはま動物園「ズーラシア」の新エリア「アフリカのサバンナ」が、いよいよあす4月19日に一部オープンする。1999年の開園以来、アフリカの熱帯雨林やチンパンジーの森などエリアを拡張してきたが、今回の「アフリカのサバンナ」が最後の整備エリアとなる(全面オープンは来年秋)。
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同エリアでは東アフリカに生息する動物が展示される。先行オープンされるエリアは、既存のアフリカの熱帯雨林の奥に位置する約1・6haで、オナガザルの一種・アビシニアコロブスの展示エリアや約250羽の鳥が集まるアフリカンバードハウスなどがあり、21種242点が集まる予定だ。
新エリアのみどころは今まで同園にはなかった「動物とのふれあい」。フタコブラクダに乗れる「ラクダライド」や牧畜民族の集落を再現し、ピグミーゴートとふれあえる「アフリカンヴィレッジ」などがあり、動物とふれあえるシーンも多くみられるように。ほかにも、同園初となるショーを行う「バードショー広場」が設置されており、鳥が飛び交う迫力ある姿を目の前で見ることができる。
また、新エリアオープンにあたり、園内バスも今までのオカピ型バス「ズッピ」に加え、新たに「サバンナ号」も運行される(有料)。
19日は開園式が行われるため、一般来園者が同エリアに入れるのは午前11時半以降。問合せは同園【電話】045・959・1000へ。
動物の能力体感を
新エリア「アフリカのサバンナ」により、ようやく世界一周の動物旅行が完成します。同エリアでは、実際に見て、触れて、動物の能力の素晴らしさや生物の多様性を体感してもらえると思います。教科書ではなく、目の前で飛び交う鳥の姿は、一生忘れられないと思いますよ。まずは楽しんでもらいたい。そして、家に帰った後に「どうしてだろう」と疑問を持ち、興味を持つことから学習が始まります。ぜひ、動物たちの生き生きとした姿を見に来て下さい。
【村田浩一園長】
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