鴨居在住の樹医博士・阿部昭雄さんが環境活動賞(市民の部実践賞)を受賞し、このほど、市長公舎(西区)で行われた表彰式に臨んだ。
阿部さんは4年前から竹山小学校で田んぼづくりを教えるなど、子どもたちへの自然教育に協力してきた。田作りから脱穀、精米、しめ縄づくりと年間を通して農業を学ぶ機会に立ち会い、昔ながらの農家の暮らしを伝えているほか、鴨居小学校では、遠足に付き添い自然探検やどんぐり拾いなどを通じて自然の大切さを教えている。
また、自らが会長を務める鴨居原市民の森愛護会では、樹医資格者としての見識を活かし、地域における様々な自然課題に対処。耕作放棄農地の再生に取り組むなど活動は多岐に渡る。
今回の環境活動賞受賞はこうした功績が認められたもの。市民の部では唯一の個人受賞となった。
表彰式に臨んだ阿部さんは「未来ある子どもたちに自然の大切さを伝えるべくこれまでやってきた。今回の受賞を励みに区内すべての小学校へと活動を広げていけたら」と話し、受賞を喜んだ。
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