神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2017年9月7日 エリアトップへ

障害者施設に壁画 浜美の学生が大作描く

文化

公開:2017年9月7日

  • LINE
  • hatena
左から同大学の坂上さん、深澤さん、下鳥助手
左から同大学の坂上さん、深澤さん、下鳥助手

 障害者の日中活動拠点「十日市場ワークステーション」(十日市場町893の18)の来場者用駐車場に、このほど横浜美術大学の学生が壁画を制作。訪問客や通行人を楽しませている。

 壁画は高さ2m、左右21mほどのコンクリート壁に描かれたもの。施設を運営する社会福祉法人ル・プリの依頼に対し、同大学が地域連携事業の一環として実施した。

 施設の地下1階は障害者の作品を展示する「あおばのギャラリー」となっており、シャッター部分には画家の佐治直魅さんによるフクロウが描かれている。そのため、今回の壁画も「フクロウと林」がテーマ。同大学の中野滋教授や下鳥日那子助手の指導、監修の下、坂上綾咲乃(あやの)さん(彫刻コース4年)や深澤まりあさん(同)、小林大輔さん(同)のほか、総勢十数人の学生が参加し、3週間あまりをかけて壁画を仕上げた。

 「林といっても暗くなく、さまざまな色でリズムを出して、施設で活動している人や来場者が楽しくなるイメージで描いた」と中心となって制作に取り組んだ坂上さん。絵の中心には1本の道も描き、「いろいろな人がいる社会の中で、これからの未来に向かって進んでいけるような作品にしたかった」と振り返る。

 600ミリリットルの壁画用絵具を40本使用した大作。坂上さんらは施設に立ち寄った際に見てほしいと話している。

緑区版のローカルニュース最新6

「横浜マラソン」応援ゲストに谷原章介さん、ラミレス元監督、三津家貴也さん

カーリング日本選手権 2025年2月に横浜BUNTAIで

カーリング日本選手権 2025年2月に横浜BUNTAIで

氷上の熱戦、初の首都圏開催

4月29日

神奈川県が成長促進拠点「SHINみなとみらい」を活用するベンチャー募集中

横浜市内事業所 男性の育児休業取得率 前回から大幅増の40・6%に

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

犯罪・事故発生状況

【Web限定記事】

犯罪・事故発生状況

緑警察署管内 4月11日〜4月17日

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook