緑区を活動拠点とする少年サッカーチーム「FCカルパ」がこのほど、全日本少年サッカー大会県予選でベスト16となった。同大会には、128チームが参加した。
今年、まだ公式戦でタイトルをとれていなかった同チームは、全国に行けるラストチャンスと位置づけ試合に臨んだ。初戦シードで迎えた2回戦には、ジュニアユースチームを母体とする強豪ダビデFCと対戦。兼ねてからの課題だった集中力を切らすことなく3対0で競り勝った。登千加彦コーチは「この試合をきっかけに勢いがついた」と振り返る。その後も順調に勝ち進んだ同チームは5回戦であざみ野FCと対戦。「実力差はほとんどない」と目されたが、チャンスをものにしきれず0対2で勝利を逃した。ベスト16という結果は、チーム史上最高位となるが、キャプテンの荒川陽向選手(小6)は「後半気持ちで負けてしまった部分があった。優勝を目標にしてきたので本当に悔しい」と悔しさをにじませた。
「優勝目指し練習する」
チームの代表として選手を見守ってきた岩永豊司さんは「幼稚園から見ている選手もいる。小学生最後の集大成とも言える大会で最高位となる成績を収めてくれた選手たちを誇りに思う」と話した。また岩永さんは「今回はベスト16だったが、チームとしては神奈川県で優勝することが目標。チャンピオンになれるよう今後も練習を重ねる」とした。
同チームは、年明けに開催される日産カップ争奪県少年サッカー選手権に参加を表明している。同大会でも、ボランティアによる街クラブとして、名だたるクラブチームなどの強豪に挑む。
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